時間はかかりましたが、
一番大きく変わったのは、私自身でした。
「ちゃんとやらせなきゃ」
「遅れないようにしなきゃ」
そう思う気持ちを、少しずつ手放していきました。
完璧を求めるのではなく、
「今できること」に目を向けるようにしました。
宿題も、こちらが管理するのではなく、
娘に任せるようにしました。
その代わりに、
お手伝いをお願いしたり、
一緒にごはんを作る時間を増やしたり。
気づけば、不登校をきっかけに
できることが増えていったように思います。
ただ一方で、
親としてのスタンスは変えていません。
「行く・行かないは本人に任せる」
でも、
「行けるなら行った方がいい」とは伝え続けていました。
その理由は、
当時は学校に代わる環境もありましたが、
すぐに選べる状況ではなかったからです。
仕事との兼ね合いや、
本当に環境を変えて通えるのかという不安もあり、
一歩踏み出すことに迷いがありました。
その中で、
学校という選択肢も残しながら関わっていくしかありませんでした。
娘には、今も伝え続けています。
「あなたが楽しいと思える場所で、
笑顔で“楽しかった”と思って帰ってこられる場所に、
通ってほしい」と。
どこに行くかよりも、
どんな気持ちで過ごせるかの方が大切だと思うようになりました。
無理をして通う場所ではなく、
安心して過ごせる場所であること。
その中で、少しずつ「できた」を積み重ねていくこと。
それが、結果的にその子の力になっていくと感じています。







