
はじめに
ある日、わが子が算数の宿題をしているときのことでした。
「定規の線が見えなくて、上手く引けない……」
この言葉を聞いて、私はハッとしました。たしかに、学校でよく使われている透明の定規は、背景と重なって線が見えづらいことがよくあります。
特に小学生にとって、左手で定規をしっかり押さえながら右手で線を引くという動作は想像以上に困難なもの。親として「どう教えたらいいんだろう?」と悩んでしまいました。
この経験から生まれた工夫が、もしかしたら同じような悩みを持つご家庭のお役に立てるかもしれないと思い、今回ブログにまとめることにしました。
見えやすさを工夫してみた
まずは道具から見直し
そこで最初に考えたのが、見えやすい定規を使うことでした。
市販されている定規の中には、目盛りがはっきりしていて非常に見やすいタイプがあります。例えば、日展堂の定規などは視認性に優れた製品として知られています。