
「宿題が合わない子がいる」
最近、そんなことをあらためて考えさせられる出来事がありました。
一律の宿題を出していない理由
私の教室では、
- 対面レッスンの子どもたちには、基本的に宿題を出していません
- オンラインレッスンでは、必要な場合のみ宿題を取り入れています
これは決して「何もしない」という意味ではありません。
対面レッスンでは、教室の中で
- 音を聞く
- 話す
- 書く
- 体を動かす
といったインプットとアウトプットを十分に行っています。
そのため、
**「来るだけで学びが完結すること」**を大切にしています。
「できない」の原因は、量だった
以前、ある学習支援の現場で印象的な場面を見ました。
算数のプリントをそのまま出すのではなく、
ハサミで切って、1日に取り組む量を減らす。
全部だと手が止まってしまうのに、
量を調整すると最後まで取り組めて、
「できた」で終われる。
その様子を見て、
できないのは、能力ではなく量の問題なのかもしれない
と強く感じました。
宿題は「がんばらせるもの」ではない
宿題というと、
- 毎日やるもの
- 量をこなすもの
というイメージがあるかもしれません。
ですが、子どもによっては
- 一度に処理する量が多すぎる
- どこから手をつけていいか分からない
- できない経験が積み重なってしまう
ことで、学びそのものが苦しくなってしまいます。
それは意欲や能力の問題ではなく、設計の問題だと考えています。
必要なときに、必要な量だけ
教室に通ってくださっている保護者の方も、とても慎重です。
「宿題を出してほしい」とご相談をいただいた場合には、
- この量なら無理なくできそうか
- 毎日でなくても大丈夫か
- 1回で終われる形になっているか
を一緒に確認しながら調整しています。
目指しているのは、
やらせる宿題ではなく、「できた」で終われる宿題です。
オンラインで宿題を取り入れる理由
オンラインレッスンでは、対面に比べて接触時間が短くなります。
そのため、
家庭での学びをサポートする目的で、
宿題を取り入れることがあります。
ただし、それも
必要な場合に、必要な量だけ。
無理に増やすことはありません。
宿題は、成功体験をつくるための道具
宿題は、努力を試すためのものではなく、
成功体験を積み重ねるための道具だと考えています。
どうしたら「できる形」になるのか。
これからも、お子さま一人ひとりの状態に合わせて、
宿題の出し方も柔軟に考えていきます。
できないのは、能力ではありません。
量と出し方が合っていないだけ。
宿題が合わずに悩んでいる方も、
どうぞ安心してご相談ください。
お子さまの状態に合わせて、
一緒に考えていきたいと思っています。




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