
お子さんの英語学習、特に読み書きでお悩みではありませんか?発達特性のあるお子さんには、一般的な学習方法ではなかなか効果が出にくいことがあります。でも、大丈夫です。適切なアプローチで、お子さんの可能性は無限に広がります。
フォニックスが発達特性のあるお子さんに効果的な理由
フォニックスとは、英語の「文字」と「音」の関係を体系的に学ぶ方法です。特に発達特性のあるお子さんには、この方法が非常に効果的です。なぜなら…
- 視覚・聴覚・触覚など様々な感覚を使って学べる
- 明確なルールがあり、予測可能性が高い
- 小さなステップで成功体験を積み重ねられる
私たちの基本的な指導法
1. A~Zの基本音から始める
アルファベットの「名前」ではなく「音」から教えます。例えば「A」は「エー」ではなく「ア」と発音します。発達特性のあるお子さんの理解を深めるために、文字カードに関連する絵を添えたり、体を使って表現するなど、多感覚アプローチを取り入れています。
2. 「音の足し算・音の割り算」で音をつなげる
村上加代子先生の手法を取り入れ、シンプルな音の組み合わせから始めます。
例えば:
- i + t → it
- s + a t → sat
お子さんの理解度に合わせて、徐々に音を増やしていきます。この方法は特にディスレクシア(読み書き障害)のあるお子さんにも効果的です。
3. マジックeなどのルールをわかりやすく
「cap」が「cape」になるマジックeの「魔法」など、複雑なルールも視覚的に楽しく学べるよう工夫しています。お子さんの「わかった!」という瞬間が増えるよう、シンプルで明確な説明を心がけています。
生徒さんやお子さまの「できた!」を一緒に増やしていきませんか?
フォニックス指導を行う上で最も大切なのは、お子さん一人ひとりの特性を理解し、その子に合ったペースで進めることです。「できた!」という成功体験を積み重ねることで、お子さんの学習意欲は大きく向上します。
また、保護者と講師の連携も重要です。レッスンでの取り組みや進捗を共有し、家庭での短時間の復習方法についてもアドバイスすることで、学習効果は何倍にも高まります。
村上加代子先生の「音の足し算・音の割り算」のアプローチは、特に日本人の発達特性のあるお子さんに効果的です。このアプローチをベースに、お子さんの特性や興味に合わせたカスタマイズを加えることで、より効果的な指導が可能になります。
LEK英語読み書き・学び支援の会
https://www.lek-dyslexia.net/about
教え方に正解はひとつではありません。お子さんの反応を丁寧に観察しながら、柔軟に指導法を調整していくことが、発達特性のあるお子さんへのフォニックス指導成功の鍵となるでしょう。